パフォーマンスと文化 • 8 最短読了時間
19 従業員エンゲージメント統計:人事リーダーが知っておくべきこと
JUN 8, 2026
従業員エンゲージメントに関するデータは示唆に富んでおります。ここでは、2026 における人材戦略を形づくるべき数値をご紹介いたします。
エンゲージメント格差
Gallup の最新 State of the Global Workplace レポートによると、世界全体で仕事にエンゲージしている従業員はわずか 23% です。西ヨーロッパではその数値はさらに低く、約 13-15% です。大多数の従業員、約3分の2はエンゲージしていません。必要最低限の努力はするものの、自発的なエネルギーを仕事に注ぎません。積極的に非エンゲージであり、自社をむしろ阻害している従業員は、世界の労働力の約 15% を占めます。これらの数値は、エンゲージメント施策へのHR投資が大きいにもかかわらず、10年でほとんど変化していません。
数値で見る事業的意義
Gallup は、低いエンゲージメントが世界経済に年間 $8.9 兆ドルの損失をもたらすと推計しています。組織レベルでは、エンゲージメントの高い事業部門は、積極的に非エンゲージな部門と比較して、収益性が 23% 高く、生産性が 18% 高く、離職が 43% 低く、欠勤が 81% 低いことが示されています。顧客満足度スコアも、エンゲージした従業員を擁する組織では 10% 高くなっています。これらの数値は、エンゲージメントへの投資が単なるHR指標ではなく事業上の優先事項であることを強く示しています。
実際にエンゲージメントを高めるもの
エンゲージメント研究のメタ分析は、最も強い要因として一貫して同じものを特定しています。すなわち、役割期待の明確さ、業務をうまく遂行するために必要な資源へのアクセス、自分が最も得意なことをする機会、良い仕事に対する承認、育成を気にかけるマネージャー、自分の意見が重視されているという感覚、組織の使命とのつながり、同僚との関係です。Gallup の研究によれば、チームのエンゲージメントスコアの分散のうち 70% はマネージャーの質によって説明されます。そのため、マネージャー育成こそが、組織が行える最もレバレッジの高いエンゲージメント投資なのです。












































